著者
上田 太一郎
出版者
日本計算機統計学会
雑誌
計算機統計学 (ISSN:09148930)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.171-175, 1996-05-31

判別分析は,多変量解析手法において,回帰分析とならんで使用頻度の高い有用な手法である.その際,判別分析の説明変数選択は重要なテーマであり,統計解析ソフトBMDP,SPSS,SASなどにおいてステップワイズ変数増減法がサポートされている. 一方,AT&Tベル研で開発され日本でも普及しているデータ解析言語Sでは,回帰分析における変数選択基準(leaps)はサポートされているが,正準判別分析(discr)における変数選択用の関数は標準で用意されていない. 本稿はS言語において,正準相関分析(cancor)と回帰分析の変数選択基準(leaps)を用いて判別分析の変数選択を試みたものである.

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@SavaMiso @kyoheif 元ネタはこれかな.一度,調べて読んだ気がする. - http://ci.nii.ac.jp/naid/110001236391

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