著者
平本 嘉助
出版者
産業医科大学学会
雑誌
産業医科大学雑誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.55-60, 1983-03-01

運動器において骨の計量化はMartin(1928)によって体系化され, その手法による骨の形態に関しての解析が進展している. 同じ運動器に属する軟部組織のなかでは, 筋に関する計量化のみが広く研究されているが, その他では殆ど行われていない. 運動機能上重要な役割をもつヒトの足底鍵膜に着目し, その経側腓膜の計量化を試みた. 8項目からなる計測を行い, 左右差をt検定法によって行ったが, 有意差を示したものは前腱側鍵膜厚で, 右側が左側より有意に厚かった. 8項目中6項目は有意差を検出できなかったが, 右側は左側より大きな値をとる傾向が見られた.(1982年11月15日 受付)

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こんな論文どうですか? 経側足底腱膜の形態計量化(平本 嘉助),1983 http://t.co/nf65HZQg 運動器において骨の計量化はMartin(192…
こんな論文どうですか? 経側足底腱膜の形態計量化(平本 嘉助),1983 http://t.co/nf65HZQg 運動器において骨の計量化はMartin(192…

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