著者
中島 民治
出版者
産業医科大学学会
雑誌
産業医科大学雑誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.405-410, 1986-12-01

中部九州人男性の大孔を局所解剖学的に, 観察および計測にもとづく研究を行った. 中部九州人男性の大孔形態のうち二重半円形の頻度が最も高く, この結果はドイツ人成人の頻度と差がなかった. 中部九州人男性の大孔の幅と指数は, 他人種と有意の差はないが, 長さは他の集団に比べて統計的に有意に短かった. 喜界島民の大孔長の平均値は, 日本人集団の中で最も長かった.

言及状況

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