著者
中山 恒明
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.11, no.8, pp.595-599, 1978-08-01

私は,こういう権威があると申しますか,本当の専門家だけの集りで,しかも将来を背負って立つ人達の前で,私の経験を話す機会を作って下さった佐藤本会会長に心から感謝致します.佐藤会長のご演説の様に私のこれからお話し致しますことは,学問的基礎というようなものはございません.どういう考えで,どういうふうにしてきて,将来この食道癌治療がどういう形で,将来,将来と言っても百年先はわかりませんけれど,10年ぐらいの間は進んでゆくであろうという考えをお話ししてみたいと思うのです.私,5日ばかり前に,丁度日本の裏側のドミニカ・リパブリック,サント・ドミンゴに行ってたんです.そこで,食道の手術をやらされました.その前にポルトガルに行っておりました.それで大部昼と夜が逆になっちゃいましたので,話もいろいろになると思いますが.これが瀬尾先生の時に私が全世界の文献から調べた症例報告なんです.

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こんな論文どうですか? 食道癌治療の過去と未来(中山恒明),1978 http://id.CiNii.jp/FkSML 私は,こういう権威があると申しますか,本当の専門家だけ…

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