- 著者
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今田 元
鈴木 堅二
中村 隆一
- 出版者
- 社団法人日本リハビリテーション医学会
- 雑誌
- リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 (ISSN:0034351X)
- 巻号頁・発行日
- vol.28, no.6, pp.491-494, 1991-06-18
- 被引用文献数
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20
健常者と脳卒中片麻癖患者の男性各12名を対象として,AFOの有無,各自好みおよび最大の歩行速度の組み合わせによる4条件下で3分間歩行時のPCIを測定した.4条件とも患者のPCIは健常者に比べ有意に大きかった.AFO装着により,患者のPCIは減少,健常者は増加した.患者の歩行速度はAFO装着で増加したが,健常考は変化がなかった.最大歩行速度の遅い患者ではAFO装着によるPCIの減少が大きく,歩行速度が正常値に近づくと,その効果は減少した.AFOの効果は,最大歩行速度よりもPCIに鋭敏に反映する.