著者
佐藤 文衛 神戸 栄治 安藤 裕康
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.59, no.11, pp.751-760, 2004-11-05

1995年の太陽系外惑星(以下,系外惑星)の発見は,人類史上に燦然と輝く大発見であった.その後,現在までに約120個の系外惑星が発見され,驚くべき多様性に富む姿が明らかになってきた.我々日本のグループも2001年に系外惑星探索を始め,昨年,日本初の系外惑星の発見に成功した.これらの発見を支えているのは,恒星のわずか数ms^<-1>のふらつきをとらえる視線速度精密測定技術の目覚しい進歩である.最近,視線速度測定精度はついに1 ms^<-1>の壁を突破し,いよいよ地球型惑星の検出を視界にとらえ始めた.第2の地球に会える日は着実に近づいている.

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こんな論文どうですか? 星のふらつきをとらえる : 太陽系外惑星の探索(佐藤 文衛ほか),2004 https://t.co/UWdWMwty11 1995年の太陽系外惑星(以下,系外惑星)の発見は,人類史上に燦然と輝く大発見であった.その後,現在…
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こんな論文どうですか? 星のふらつきをとらえる : 太陽系外惑星の探索(佐藤 文衛ほか),2004 https://t.co/WQpAjQhVlw
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