- 著者
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入江 隆
- 出版者
- 社団法人日本産科婦人科学会
- 雑誌
- 日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
- 巻号頁・発行日
- vol.38, no.9, pp.1623-1631, 1986-09-01
- 被引用文献数
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概要 分挽詩の胎児心拍数自動解析の諸指標を自動坪芯虎\示して、臍帯動脈血所見との関連を検討した。対象ぱ挽出前30分以上の記録が得られた妊娠33〜42週の108例て、1分Apgar什例を除いて8点以上てあつた。自己相関計式心拍数計の外潮沫で得られた胎児心拍数と子宮収縮信号をdux PDS、V のADCに入力し、前田の胎児心拍数自動解析BASIC餅杆徘によつて処理した5分ことの自動解析の諸指標(胎児仮死指数、子宮収縮面積値、心拍数什A一過性徐脈数、胎児心拍数基線、細変動、lag time)の自動坪芯虎霖┰餅擴上に表示した。臍帯動脈血分析にぱ全自動のRadlometer ABL-2を用い、pH、BE、HCO恥Po2、Pco2を測定し、以下の結果を得た。(1)胎児仮死指数の最高得点によつて4群に分類した。胎児仮死指数の上昇に伴い済帯動脈血pH、BE、HCO苔の平均値ぱ低下する傾向かあり、0点群と3点以上群てぱそれそれに有意差を認めた。(2)心拍数什o前0〜10分から挽出前50〜60分まての11詩点て10分間合計し、済帯動脈血各指標との間の相関係数を求めた。臍帯動脈血pHぱ挽出前5〜15分間(r=-0 47)の、BEとHCOびま挽出前10〜20分間(r=-0 60、r=-0 45)の心拍数什蛯滑W数か得られた。(3)胎児仮死指数と心拍数什謔閨A分娩経過を坪芯虎D群と不良群に分類した。良好群ぱ80例、不良群ぱ28例で、両群間で、臍帯動脈血各指標の平均値すべてに有意差を認めた。(4)坪芯虎D群でぱ、Po2を除いて90%以上の症例が正常の臍帯動脈血所見を呈していた。臍帯動脈血pH<7 25、BE<-6 0mEq/1を予測する鋭敏度、特異変ぱそれそれ70%以上てあり良好てあつた。以上より、胎児仮死指数と心拍数什高w標であることか確認された。また坪芯虎D群、不良群の分類ぱ分娩時の胎児監視悉恥として有用と思われた。