著者
沢住 和秀
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.33, no.7, pp.987-995, 1981-07-01

ガードリング型外測陣痛変換器背面に800gの重錘を乗せ, 腹壁圧着を一定にして, 子宮収縮指数を用いて子宮収縮を定量化し, NSTとOCTを行なつた.妊娠中の子宮収縮指数は分娩前4週で増加し, 分娩前にふたたび増加した.また初摩婦の方が経産婦よりも大きた子宮収縮指数を示した.OCT時の胎児心拍数図所見は分娩時の所見と同様のものが多かつた.0CTはNSTよりも分娩時fetal distfessを予測するのに有用であるが, 分娩時にはOCT陽性, 疑陽性例はもちろん, 陰性例にも分娩監視をおこたつてはならない.OCTの最適負荷は子宮収縮指数で65〜70min・g/cm^2と思われる.高くても100min・g/cm^2以下におさえた方がよい.OCT施行中にfetal distressを示した場合はすぐに中止すべきである. OCT陽性例ではOCTによりLTV減少傾向がみられた.

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こんな論文どうですか? 子宮収縮を定量化したオキシトシン負荷胎児試験に関する研究(沢住 和秀),1981 http://id.CiNii.jp/JRG6L
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