著者
益田 重明 児山 秀晴 有賀 一郎
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.49, no.437, pp.p81-90, 1983-01

固定軸のまわりに一定角速度で回転する乱流せん断流を,レイノルズ平均法を用いて予測する際に必要な乱流モデルについて検討した.モデル定数が回転に依存しないことを主眼として,レイノルズ応力方程式の高レイノルズ数モデルを導き,回転流路内の二次元乱流境界層における実結果と比較した.その結果,回転場での経験則を全く用いずに,平均場および乱流場に対する回転の効果を正しく予測することができることが示された.

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