著者
海道 正典 森 正之 三瀬 和之 奥野 哲郎 古澤 巌
出版者
日本植物病理学会
雑誌
日本植物病理學會報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.95-98, 1997-04-25
参考文献数
11

形質転換植物におけるブロムモザイクウイルス(BMV)RNAの蓄積量を増加させるため, タバコ輪点ウイルスのサテライトRNA由来のリボザイム配列を利用し, 植物内で転写されたウイルスRNAの複製効率の増加を試みた. カリフラワーモザイクウイルス35SプロモーターとBMV RNAのcDNAとターミネーター配列を含むプラスミドのcDNA配列の3'末端にリボザイム配列を挿入したプラスミドを作製し, BMVの局部病斑宿主であるChenopodium amaranticolorに接種した結果, リボザイム配列を持たない対照プラスミドに比べすて, 約4倍の感染性を示した. 同様の遺伝子カセットをタバコに導入した結果, これら形質転換植物におけるBMV RNAの蓄積レベルは, リボザイム配列を持たない対照植物におけるBMV RNA蓄積の20倍であった.

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こんな論文どうですか? リボザイム配列を含むブロムモザイクウイルスRNAを発現する形質転換タバコにおけるウイルスRNA蓄積の増高(海道 正典ほか),1997 http://id.CiNii.jp/LdWSL
こんな論文どうですか? リボザイム配列を含むブロムモザイクウイルスRNAを発現する形質転換タバコにおけるウイルスRNA蓄積の増高,1997 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002734466 形質転換植物におけるブロムモザイクウイルス(BMV)RNAの蓄積

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