著者
西村 正史
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.100-104, 1973-03-25
被引用文献数
4

1971,1972の両年, マツノマダラカミキリ成虫の行動の日周性を中心に連続観察したが, その結果はつぎのとおりである。1.後食, 交尾, 飛翔, 産卵, 歩行活動は照度が0である夜8時から明け方4時もしくは5時までに集中しており, 明らかに夜間活動型の昆虫である。ただし, 後食活動は昼間にもかなり観察された。2.羽化脱出後の経過日数に伴って, 歩行, 交尾活動および後食, 歩行活動している雌雄の割合が変化するが, 後食活動に関してはあまり変化しない。3.活動に影響を与える要因のうち, 温度は最も重要な要因の一つである。

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こんな論文どうですか? マツノマダラカミキリ成虫の行動の連続観察,1973 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002834693 19

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