- 著者
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角間 央章
- 雑誌
- 全国大会講演論文集
- 巻号頁・発行日
- vol.52, pp.309-310, 1996-03-06
文書データの多角的利用と文換を目的とした文書の表現の標準形式として、SGML(Standard Generalized Markup Language)がある。SGMLは、タグと呼ばれる記号を使って文書の論理構造を記述し、機械的に処理できるようにしたものであるが、文書の種別毎に文書型定義が存在し、この定義が異なる文書間では、データの互換性がなくなるという問題がある。これらの文書データの交換を行うためには、文書データを共通の文書型定義に則った形に変換、加工する必要がある。本稿では、このような場合に文書データを別の文書型定義の文書データに変換するための方法について述べる。