著者
李 航 落合 尚良
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.149-150, 1992-02-24

閉路を含まない素性構造の単一化による自然言語処理の手法がよく知られている。しかし、実際の自然言語処理においては、より広い閉路を含む素性構造の単一化もしばしば必要である。例えば、タイプつき素性構造という拡張された素性構造によって「私の買った本」という意味内容を表現する時に、閉路が現れてくる。従って、どのような特徴をもつ閉路を含む素性構造が単一化可能で、そのアルゴリズムがどうなるかというのは興味深い研究課題である。本論文では、閉路を含む素性構造の単一化の可能性とその単一化アルゴリズムについて述べる。まず、有限オートマトンとして定義できる閉路を含む素性構造が必ず単一化可能であることを証明する。次に、そのような閉路を含む素性構造をタグリストというデータ構造として表現し、その単一化を行なうアルゴリズムを提案する。

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こんな論文どうですか? 閉路を含む素性構造の単一化,1992 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002888497 閉路を含まない素性構造の単一化による自然言語処

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