著者
野崎 広志 鳥原 信一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.251-252, 1992-09-28

日本語入力においてかな漢字変換入力が普及するにつれて、かな漢字変換結果を過信したり、また、かな漢字変換結果の誤りをうっかり見過ごしてしまうことがあるせいで、同じ読みを持つが意味の異なる単語(いわゆる同音異義語)の間違った使い方(同音語誤り)をした文書が増えている。例えば、「危機一髪」を「危機一発」と間違えたり,「鳥が鳴く」を「鳥が泣く」と間違えたり。本稿では、日本語入力されて出来上がった文書中に現れる、これらの同音語誤りを検出し、かつ訂正候補を提示するために,漢字かな変換とかな漢字変換と共起関係処理を組み合わせる方式を提案する。

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こんな論文どうですか? かな漢字変換と漢字かな変換を共に用いる同音語誤りの検出方式,1992 http://ci.nii.ac.jp/naid/110002889630

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