著者
蛭田 健司 乾 伸雄 小谷 善行
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.99-100, 1997-03-12

一般に詰め将棋のルーチンでは、王が詰んだ局面か、王手がかからなくなる局面まで先読みを進める。しかし、王手がかかっでいる局面において、王側が、適切な王手回避の着手を選ぶことによって次の王手がかからなくなるということを示すことができれば、その局面が不詰みであることがいえる。この場合そこで先読みを打ち切ることができるので、探索ノード数の減少が期待できる。本稿では、王手がかかっている局面において、次の一手によって王手がかからなくなるような着手 (一手逃れ) が存在するかどうかを、先読みをしないで判定する方法について考察する。

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こんな論文どうですか? 将棋の詰みにおける一手逃れの静的判定法(蛭田 健司ほか),1997 http://t.co/7Uw4A7FqPe 一般に詰め将棋のルーチンでは、王が詰んだ局…
こんな論文どうですか? 将棋の詰みにおける一手逃れの静的判定法(蛭田健司ほか),1997 http://id.CiNii.jp/MH5SL

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