著者
明石 修
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.30-31, 1990-09-04

Lindaは、通信する相手を意識する必要がない、ポーダブルな並行プログラミング機能を提供することを目的として作られた言語である。しかし、現在はその特徴的な操作に注目し、疎結合、密結合マシンを問わずに並行計算を行なう計算モデルとして捉えられている。実現は、既存の言語に、Lindaモデルに特有な操作を加え、並行プログラミング機能を持った新しい派生言語を作ることにより行なう。本論文では、言語TAOの上に実現したTAO-Lindaに関して、その設計思想及び実現方法について述べ、評価を行なう。

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