著者
永田 治樹
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.541-545, 2005-12-01

大学図書館の評価は, 大学という枠組みにおいて実施されねばならない。これまでこの自明な枠組みの設定に難渋してきたが, 近年の大学評価の展開が, それを解消する契機となる可能性が高い。本論では, 先行する米国の地域認証機関の基準や, ARLとACRLの図書館評価のあり方を概観し, 大学コミュニティに結びついた図書館評価について論述する。また, 成果評価の現状を紹介するとともに, その際に実践と研究とをつなぐ必要性を示唆する。

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