著者
石川 有三
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.40, pp.205-218, 1992-12-15
被引用文献数
1

世界各地のプレート境界やブロック境界である大きな横ずれ断層における地震活動を調べ, 中央構造線の周辺部の地震活動と比べた。その結果, 中央構造線は他の断層に比べ地震活動が低いが, 歴史時代に大きな地震があった可能性があること, 地震活動の空間分布の特徴や応力場が中央構造線を境として両側で異なることなどが明らかになり, 中央構造線はブロックの境界として振舞っていると結論した。特に, 東アジアの中での地震活動や応力場から見た中央構造線は, アムールプレートの南の境界とは考えにくい。

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こんな論文どうですか? 東アジアのテクトニクスと中央構造線周辺の地震活動,1992 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003025499

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