著者
近藤 啓介 杜下 淳次 桂川 茂彦 上井 邦雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.581, pp.107-110, 2002-01-17
被引用文献数
4

Picture Archiving and Communication System(PACS)の環境下において、大量のデジタル画像を有効に活用するためには、撮影した患者の画像が正しい場所に保存されることが重要である。しかし、患者のID番号や氏名などの患者情報の誤入力が起これば、撮影した画像は、間違った患者の電子フォルダに保存されることになる。我々は、このようなファイリングミスを防ぐことを目的として、胸部X線写真を対象としたテンプレートマッチングによる患者の自動認識の手法を開発している。本研究では、テンプレートマッチングによる患者の自動認識の手法の精度を向上させるために、ソーベルフィルタによるエッジ強調画像を用いた手法について述べる。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? ソーベルフィルタによるエッジ強調画像を用いた胸部単純X線写真に対する患者自動認識の精度の向上(近藤 啓介ほか),2002 http://t.co/Ykgxv7cgFE

収集済み URL リスト