著者
大熊 康浩 黒木 一男 山本 弘 定由 征次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EE, 電子通信エネルギー技術
巻号頁・発行日
vol.98, no.172, pp.13-18, 1998-07-13

一般に、安価で効率の良い交流安定化電源としてはトランスのタップ切り替え方法がしばしば用いられる。近年、これらは、照明器具の節電装置として需要が高まりつつあるが、出力電圧を電源電圧の変動に応じて常に一定には出来ない。これらを解決する方法に交流チョッパがあるが、双方向スイッチやスナバ回路に問題があり、実用化された例は少ない。そこで、著者らは交流チョッパ技術に基づく新しい回路構成の多機能電源MPSを開発した。本論文では、PWM制御により出力電圧の調整が可能な、MPSの主回路構成とその動作、および、MPSを直列形電圧補償装置に応用した場合の実験結果についても述べる。

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こんな論文どうですか? 交流チョッパによる多機能電源を用いた直列形電圧補償装置(大熊 康浩ほか),1998 http://id.CiNii.jp/NWteL

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