著者
李 哲賢 津田 勉 岸田 欣増
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OFT, 光ファイバ応用技術 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.242, pp.1-6, 2005-08-18
被引用文献数
17

パルス・プリポンプ方法(Pulse-PrePump)を用いた高分解能ブリルアン分布計測(BOTDA)の理論検討についてすでに発表し, その高距離分解能測定, 高歪/温度測定精度の可能性を示した.本論文は, その内容に基づいて高距離分解能(10cm)かつ高歪測定精度(±25με)で光ファイバの性能を測定することが可能なPPP-BOTDA (Pulse-PrePump Brillouin Optical Time Domain Analysis)を開発したことについて述べたものである.本論文では, まず理論検討の結果と実測データの結果とを比較し, PPP-BOTDAの利点を明らかにした.次にPPP-BOTDAの構成について述べ, 実現可能な距離分解能, ブリルアン周波数シフト測定精度, 測定範囲について明らかにする.最後に開発したポータブルタイプなPPP-BOTDAを使って, 実際に測定した10cm空間分解能, ±25μεひずみ測定精度の結果を報告し, PPP-BOTDAの実用性の高さを示した.

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こんな論文どうですか? PPP-BOTDA測定技術を用いた10cm分解能ブリルアン分布計測の実現(次世代光ファイバ, 光計測, 光伝搬, 光信号処理, 一般)(李 哲賢ほか),2005 http://t.co/J3c4ab20zC

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