著者
木村 彰男 渡辺 孝志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.81, no.4, pp.726-734, 1998-04-25
被引用文献数
16

入力画像からある特定の図形を相似変換不変な形で検出する問題は, 画像認識における基本的な研究課題である.Ballardによって提案された一般化ハフ変換(GHT)は, この種の問題に対処するためのプロトタイプとして知られており, その耐ノイズ性, 処理の柔軟さ, アルゴリズムの簡明さ, といった点で優れた手法である.しかしGHTには, 輪郭点ごとに正確なこう配情報を必要とする, 処理時間がかかる, といった問題点もある.そこで本論文では, これらの問題点に対処可能な新しい手法として, 高速一般化ハフ変換(FGHT:Fast Generalized Hough Transform)を提案する.FGHTでは, チェック点の導入で投票そのものの信頼性を高め, より高精度な図形の検出を実現している.更に, 線分近似を併用することで, 従来手法に比べて大幅な処理速度の向上を実現している.提案手法の有効性を検証するために行った評価実験では, 良好な検出結果が得られた.

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[imaging][hou] 入力画像からある特定の図形を相似変換不変な形で検出する問題は, 画像認識における基本的な研究課題である.Ballardによって提案された一般化ハフ変換(GHT)は, この種の問題に対処するためのプロトタイプとして知られてお

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こんな論文どうですか? 高速一般化ハフ変換 : 相似変換不変な任意図形検出法(木村彰男ほか),1998 http://id.CiNii.jp/Nhq6L

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