著者
清水 敬益 半谷 精一郎 宮内 一洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

音声から抽出したマルチパルス中のサブパルスの位置と振幅の座標が短冊状に分割したスロットのどこに入るかを調べ、その振幅座標をニューラルネットワークに加えたところ、100人の同日音声について98.4%の話者照合率が得られた。この方法によると位置情報の差異をうまく捉えることができるが、振幅情報の差異は必ずしも有効に捉えているとはいえなかった。そこで、サブパルスが現れる位置-振幅領域に20×20の小領域を割り当て、各小領域に何個のサブパルスが存在するかという情報をニューラルネットワークの入力層に与えることにした。本報告では、その際の小領域の形状と大きさについて検討した結果を述べる。

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こんな論文どうですか? ニューラルネットワークによる話者照合のためのマルチパルス受容形状について(清水 敬益ほか),1995 http://t.co/HD9yUO15js

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