著者
磯崎 秀樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
巻号頁・発行日
vol.96, no.46, pp.33-38, 1996-05-17
被引用文献数
4

「よ」, 「ね」, 「よね」などの格助詞は, 日本語で会話を円滑に行なう場合に重要な役割を果たす. 話者は適切な終助詞を選択するために, 聴者が何を信じているか推定しなければならない. 我々は, 外界の変化の観測データから他者の信念を推定するアルゴリズムを以前に提案しており, このアルゴリズムを終助詞選択に適用できるように思える. しかし, 我々はアルゴリズムを単純化するため, 発話が信念に影響を及ほすという事実を無視していた. 本稿では正直な発話の影響を考慮するにはアルブリズムをどう変更すればよいか説明し, 実際に適切な終助詞が選択されることを例題を用いて解説する.

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こんな論文どうですか? 信念推定算法の終助詞選択への適用(磯崎 秀樹),1996 http://t.co/Ml2JIOVDIc 「よ」, 「ね」, 「よね」などの格助詞は, 日本語で会話を円滑に行なう…

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