著者
堂坂 浩二 島津 明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション
巻号頁・発行日
vol.95, no.321, pp.1-8, 1995-10-20
被引用文献数
3

本稿では,実時間対話における漸次的発話を生成するためのプランに基づくモデルを提案する.このモデルは,与えられた問題を解決しながら,その問題の解を対話相手に自然言語で提案するために,時間制限の下に漸次的に発話を行う.このモデルは(1)問題の解が部分的に決まった段階で発話を開始する,(2)実時間対話に特有の談話構造を利用して,小さな発話単位で発話を行う,(3)言語運用制約を使って,発話の自然性を損なうことなく,発話を漸次的に行うという利点をもつ.また,発話シミュレーション実験により,モデルの有効性を検証した.

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こんな論文どうですか? 実時間対話における漸次的発話のプランニングモデル,1995 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003278335 本稿では,実時間対話における漸次的発話を生成するためのプランに基づくモデルを提案する.このモデルは,与えられた問題を解決

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