著者
窪田 歩 片岸 一起 浅見 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-09-18

携帯型コンピュータの高性能化に伴い,普段オフィスで使用している端末を外出先でも使用するといったコンピュータの利用形態も一般化してきている.この際,IPアドレスの変更やファイアウォールの存在などのために,外出先からでは普段利用しているネットワークヘの透過的なアクセスが出来ないことが問題となっている.外部でインターネットにダイヤルアップで接続した場合,端末のIPアドレスが接続の度毎に変わるので,ファイアウォールにおいて適切なフィルタの設定を行うことが困難である上,IPアドレスやドメイン名などによりアクセス制限がかけられているネットワーク資源の利用もできなくなる.本稿では,ダイヤルアップでインターネットに接続した端末からの社内ネットワークヘの透過的なアクセスを実現するためにMobile-IPを利用する事を考え,インターネットサービスプロバイダ(ISP)との連携によりファイアウォールの設定を動的に変更し,Mobile-IPによるトラヒックに必要な最小限度の許可を与える機構を提案する.

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こんな論文どうですか? Mobile-IP用トラヒックのためのファイアウォールの動的設定の検討,1996 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003337982 携帯型コンピュータの高性能化に伴い,普段オフィスで使用している端末を外出先でも使用するといったコン

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