著者
斉藤 亮治 村木 さおり 宇敷 修一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, pp.644-645, 1996-09-18
被引用文献数
3

低ひずみ整流回路方式は、原理的に力率1まで制御可能な回路方式、力卒1までは制御できないが構成の簡単な回路方式の2つの方向で検討されている。後者の方式として2スイッチで構成した3相力率改善回路が提案され電流波形改善の帰還制御なしで良い結果が得られることが報告されている。この回路は*パルス幅制御なしで入力AC電圧のピーク以上の整流電圧で波形改善ができる。*スイッチのピーク電流は大きいが6スイッチ方式に比較し数が1/3なのでスイッチの利用率は高い。などの特徴がある。本稿では、この2スイッチ回路の特徴をもち4スイッチで構成した絶縁出力を得る3相入力低ひずみ整流装置について検討したので、回路方式、動作と特徴、シミュレーション方法と結果について概要を報告する。

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こんな論文どうですか? ZVS4スイッチを用いた3相低歪み整流装置(斉藤 亮治ほか),1996 http://id.CiNii.jp/OAb1L …

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