著者
松井 勉 藤村 雄己
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会秋季大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1994, no.2, 1994-09-26

光ディスクレコーダは、高密度化と高速転送レート化の2つの方向で高性能化を目指して開発が行われている。高密度記録再生特性を左右するのは光ヘッドであり、集束ビームを絞りこみ、光学変調度を大きくとることが大きな課題である。レーザ波長=0.68μm、対物レンズ開口数=0.55のとき、レーザ波長の1/2以下のピット長の高密度記録を達成するには、C/N比(CNR)が最良になるようにフォーカスオフセットを調整する必要がある。このとき、トラッキング誤差信号(TE)が劣化し、トラッキングサーボが不安定になることがあった。これは集束ビームの非点隔差に起因し、対策として、光磁気ヘッドの非点隔差を補正する光学系を実現したので報告する。

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こんな論文どうですか? 光磁気ヘッドの非点隔差補正(松井 勉ほか),1994 http://t.co/iCVL3wgfdu 光ディスクレコーダは、高密度化と高速転送レート化の2つの方向で高性能化を目指して開発…

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