著者
佐藤 甲癸
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.1261-1266, 1994-10-20
被引用文献数
34 10

液晶表示デバイス(LCD)を用いた電気的に書き換えが可能な計算機合成ホログラム(CGH)が, 立体テレビの方式として注目されている.本論文では, まず比較的容易に入手可能なTN型LCDの位相変調特性を用いてキノフォームを作成し, その特性について検討を行った.さらに, 大容量のフレームメモリーおよび多チャンネルのLCDを用いて, カラー立体動画像表示を行うシステムの作成を行い, RGB3色のレーザを用いて再生像の再生位置および像サイズなどの再生波長依存性, および色の再現性, 動画像特性など本システムの特性の評価を行いその有効性を明らかにすることができた.

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こんな論文どうですか? 液晶表示デバイスを用いたキノフォームによるカラー立体動画像表示(<論文特集>次世代画像技術)(佐藤 甲癸),1994 http://id.CiNii.jp/PZeqL

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