著者
中込 清皓 村瀬 康治
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.146-150, 1984-02-20 (Released:2011-03-14)

クイズ番組専用として, リモートセンシング等に使用されている画像処理装置を中心に, 各種の周辺装置と効果音発生用シンセサイザーを組合せ, 多彩な機能を盛り込んだ総合システムとしてまとめた.この結果, 操作性の単純化と共に, 多種多様な機能と相まって, 当番組の意図する番組作りに大きく寄与している.
著者
中込 清皓 村瀬 康治
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.146-150, 1984

クイズ番組専用として, リモートセンシング等に使用されている画像処理装置を中心に, 各種の周辺装置と効果音発生用シンセサイザーを組合せ, 多彩な機能を盛り込んだ総合システムとしてまとめた.この結果, 操作性の単純化と共に, 多種多様な機能と相まって, 当番組の意図する番組作りに大きく寄与している.
著者
中溝 幸夫 Hiroshi Ono
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.1373-1377, 1995-10-20 (Released:2011-03-14)

このノートのポイントは, 良い英語論文 (日本語論文でも) を書くためには, 「文章構成 (organization) 」と「パラグラフ* (paragraph) 」の概念が最重要であるということです.
著者
角田 忠信
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.486-491, 1978-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
3

ひとの左脳は知的, 言語的な情報処理を担当するが, 右脳は非言語活動を担当している. 日本人では母音の音韻構造が特殊であることから感情音や自然音が左脳に偏より, これによって左脳が情動に関与するようになる. 西欧人や他のアジア人では情動は右脳が主役を演じている. 日本人では母音や自然音に含まれる僅かのFM音に対して鋭敏に左脳で応じるが, 他の国民は子音の音形に対応した形にのみ左脳で応じる. 日本の文化の特徴は脳の働きからも説明できると結論した.

13 0 0 0 OA MUSE 方式

著者
二宮 佑一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.42, no.8, pp.823-830, 1988-08-20 (Released:2011-08-17)
参考文献数
9
著者
福田 忠彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.479-484_1, 1979-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
2
被引用文献数
14 14

運動刺激に対する網膜各部位の機能差を最小刺激条件および最大刺激条件から検討した.その結果, 中心視における最小刺激条件は空間分解能により支配されるが, 周辺視では空間分解能以下の運動でも動きの知覚が成立すること, また, 運動を知覚しうる最大速度は周辺視の方が中心視より勝ることなどを明らかにした.
著者
伊藤 士郎 高野 好一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.191-197, 1986-03-20 (Released:2011-08-17)
参考文献数
15
被引用文献数
1 1

最近増大してきたEs層伝搬の外国電波によるわが国のVHFローチャンネルテレビへの混信妨害の対応策研究の一環として, 1984年夏東京で中国のFM放送波を対象に測定実験を行った.水平・垂直に組合せた2基の八木アンテナそれぞれの出力およびそれらを適当な位相差で合成した2組の出力の合計4個の信号強度の測定値から, 到来波の偏波の決定, 水平・垂直偏波成分の振幅比と位相差およびそれらの変動速度等を求めた.受信された電波は96.6MHz~100MHzの9波で, 分析に充分な総計約23時間分のデータが得られた.分析の結果, 到来電波の水平・垂直偏波成分の比は中央値で9.6dBと送信の水平偏波がほぼ維持されており, 偏波の回転が少ないこと, 両偏波成分の振幅比および位相差の変化速度は中央値で, それぞれ4.6dB/s, 55.1deg/sであることなど, 対策機器の設計に必要なEs層伝搬波の特性を明らかにすることができた.
著者
中村 禎昭
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.32, no.10, pp.902-904, 1978

近隣諸国間の中波放送の混信を軽減するため, 周波数割当に関する国際協定が締結され, 国内措置としてわが国の中波チャンネルプランが修正された. これにより昭和53年11月23日から, 中波ラジオ放送局の周波数が9kHz間隔に変更されることになり, 準備が進められている.
著者
福島 邦彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.212-218, 1984-03-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
8
被引用文献数
1

生物の脳は, 現在のコンピューターでは実現できないような高度の情報処理能力を示す.神経回路モデルを中介としてそのメカニズムを探り, 新しい情報処理装置の設計原理を見いだそうとするバイオサイバネティクス研究が注目されている.このような研究の結果, 高度のパターン認識能力と学習能力をもつ新しいパターン認識方式「ネオコグニトロン」が生まれた.
著者
大庭 弘一郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.36, no.11, pp.962-969, 1982-11-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
29
被引用文献数
2 1

マイクロチャンネルプレート (MCP) の代表的な製法である2段管引き法について述べ, いくつかの問題点にふれるとともに, MCPの動作特性として大切な利得特性, 飽和特性, 寿命, 時間特性, 磁場特性について, 今後の取り組み方を含め紹介する. また高速光電子増倍管, イメージインテンシファイアおよび微弱光2次元像検出への応用について現状を紹介する.
著者
角田 忠信
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.486-491, 1978-06-01

ひとの左脳は知的, 言語的な情報処理を担当するが, 右脳は非言語活動を担当している.日本人では母音の音韻構造が特殊であることから感情音や自然音が左脳に偏より, これによって左脳が情動に関与するようになる.西欧人や他のアジア人では情動は右脳が主役を演じている.日本人では母音や自然音に含まれる僅かのFM音に対して鋭敏に左脳で応じるが, 他の国民は子音の音形に対応した形にのみ左脳で応じる.日本の文化の特徴は脳の働きからも説明できると結論した.
著者
長石 道博
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.150, no.12, pp.1965-1973, 1996-12-20
参考文献数
22
被引用文献数
11

これまで, 文字パターンの認知過程に関する心理学実験結果を説明する, 多くの数理モデルが研究されてきたが, 1つの数理モデルで各実験結果を統一的に説明するには至っていない.一方, 視知覚を統一的に説明する枠組みとして, 場が注目されている.また, 横瀬の視覚誘導場理論によるパターン認識の可能性が示唆されていることから, 視覚の誘導場によるパターン認識が数理モデル化できれば, 各実験結果を統一的に説明できる可能性がある.本論文は, 従来の心理学的知見から誘導場によるパターン認識モデルを提案し, このモデルがパターン認知に関する複数の心理実験結果を説明できるか検証を行った.その結果, このモデルは, 複数の心理実験結果とよく合致しており, 人間が行うパターン類似性の評価に近い結果が得られることが示された.
著者
田村 震一 沢井 秀文 中村 雅己 鹿野 清宏
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.935-943, 1989
被引用文献数
1

音声の分野において, ニューラルネットの適用が活発になっている.本解説では, 多層ニューラルネットワークの学習アルゴリズム, および非線形信号処理への応用の可能性について述べ, 音声認識, 音声合成, 単語列予測, 雑音抑圧, 情報圧縮への適用例を紹介する.
著者
百瀬 治彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.386-394, 1979-05-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
6

自動焦点カメラの焦点調節原理には, 像鮮明度を求めるものと, 被写体までの距離を求める方式に大別される.ここでは自動焦点カメラの開発動向と, 世界で初めて商品化された, 被写体までの距離を求める方式のコニカ C35AF を例にして, その距離検出原理, 自動焦点調節動作原理, 自動焦点カメラの今後の課題等について述べる.
著者
井上 哲理 野呂 影勇 岩崎 常人 大頭 仁
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, pp.1301-1305, 1994-10-20
被引用文献数
41 6

2眼式立体映像は, 立体効果が大きいため, 有効な立体再生法として広く利用されている.しかし, 同映像はいくつかの問題点も指摘されており, 特に人間の視覚系に与える影響は実用化の妨げとなっている.本研究では, 2眼式立体映像が視覚系に与える影響を定量的に評価するとともに, 視覚系に負担の少ない映像の呈示条件について考察した.評価の方法として, 映像鑑賞中の両眼眼球運動および鑑賞前後の調節機能の測定を行った.これらの測定を両眼視差量の違う立体映像および通常の平面映像について行い, 結果を比較することで評価を行った.結果より, 鑑賞中の眼球共同運動が崩れる現象, および鑑賞後に調節反応時間の延長があり, 2眼式立体映像の視覚系への影響が見られた.映像の持つ両眼視差量が大きくなるに従い, これらの影響は大きくなり, 一方, 両眼視差量が1度以内であれば, その影響が通常の平面映像と差がないことがわかった.