著者
加藤 直哉
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, no.23, pp.13-16, 1999-03-12

IS&TとSIDの共催による第6回Color Imaging Conference:Color Science, System, and Applicationが1998年11月17日〜20日にかけてアメリカ・アリゾナ洲Scottsdaleにて開催された。初日の17日はチュートリアルが行われ、テクニカルセッションは18日〜20日に行われた。全体としては、これまで主流であった入力・表示・出力各々の色彩画像機器の特性評価(Device Characterization)の発表が少なくなり、その分それらの画像機器をシステムとして接続する際の課題、例えば、Color Appearance ModelやGamut Mapping等の発表が増えた印象を受けた。表示機器の中でこれまでCRTが主であったのが、LCDの特性評価手法の発表が出始めてきたところが目立った程度であった。また新たな流れとしては、1)分光分布の復元のためのMulti-spectral解析、2)CGにおいて現実世界を復元するための色の忠実な再現、等が挙げられる。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? Poster Session, IX:Processing, X:Color Management(第6回IS&T/SID Color Imaging Conf(加藤 直哉),1999 http://t.co/tpWl3M10

収集済み URL リスト