著者
林 正樹 道家 守 有安 香子 浜口 斉周
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.27, pp.27-32, 2001-03-14
参考文献数
6
被引用文献数
3

TVML(TV program Making Language)は、1996年に筆者らによって提案された、テレビ番組を記述する言語である。これは、番組内容を抽象度の高い表現、例えば「タイトル♯1」、「ズームイン」などのテキストで記述するものである。一方、このTVMLで書かれた台本を読みとり、自動的に番組映像音声を出力するソフトウェアをTVMLプレイヤーと呼んでいる。本稿では、TVMLの言語仕様、最新バージョンのTVMLプレイヤー、そして番組制作例について簡単に紹介する。また、TVMLをインタラクティブアプリケーションへ応用するための機能としてTVMLプレイヤーの外部制御モードについて述べる。さらに、言語を知らないユーザーでもTVML台本が作れるユーザーインターフェースとして開発されているTVMLオーサーについて述べる。TVMLは、テレビ番組制作のツールのみならず、ネットワーク、マルチメディアの分野にまで広がる広範な応用が期待できる。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (2 users, 2 posts, 0 favorites)

こんな論文どうですか? テレビ番組記述言語TVMLとその展開(林 正樹ほか),2001 https://t.co/L6v5IdWzfB TVML(TV program Making Language)は、1…

収集済み URL リスト