著者
藤尾 孝
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:03743470)
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, pp.546-553, 1965

カラー信号は輝度信号に搬送色信号が多重化されている.このため, フィルム録画や受像管などの非直線系を通したとき, この搬送色信号成分によって大きな輝度ひずみを生じ, また, それ自体ドットストラクチャとなって妨害する.このため従来, 輝度信号としては, 帯域除波回路または低域〓波回路によって, カラー信号から搬送色信号成分を取り除いたものを用いてきたが, 必然的に輝度信号の高域成分が損なわれ, 画像の解像度が低下する.ここでは, カラー信号の近傍相関を利用し, 解像度の低下しない, 高忠実度の輝度信号を分離する回路方式と, その試験結果について報告する.

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CiNii 論文 -  カラー信号の近傍相関を利用した輝度信号の分離 https://t.co/ZIrPWGMV3D #CiNii
2Line Static CombFilterは、1965年頃に考案されたものなのですね。 CiNii 論文 -  カラー信号の近傍相関を利用した輝度信号の分離 https://t.co/ZIrPWGMV3D #CiNii

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