著者
坂上 勝彦 山本 和彦
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.1155-1163, 1991-10-20
被引用文献数
79 7

エネルギー最小化原理を用いた網のモデルActive Netを提案し, その領域抽出への応用について述べる.Active Netは内部歪みエネルギーと画像の適合性エネルギーによって変形し, エネルギー最小の状態に向かってダイナミックに動きながら領域の抽出を行う.内部歪みエネルギーは収縮力や平行性を保とうとする力など網自身の持つ力に依存し, 画像の適合性のエネルギーは領域内の画像の特徴を反映する.これらの力に従って網は変形し, エネルギー最小化の最適解として選択的に領域を抽出することができる.実際の画像データに対するActive Netによる領域抽出実験結果についても報告する.

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「こと Energy」でヒットしたのはこんな論文です!動的な網のモデルActive Netとその領域抽出への応用(<論文特集>画像処理-アルゴリズムとシステム-)…(坂上ら) http://t.co/Hq8L0uIx9y

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