著者
堀内 謙二
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.3-23, 1994-01-17
被引用文献数
1 1

抽象解釈は,プログラムの様々な特性を解析するための手法を統一するものとして提案された理論的な枠組である.1977年にCousot達によって提案されて以来,様々な言語に対する解析の応用例が研究されている.論理プログラムに限ってみても,そのバックグラウンドにあたる意味論や抽象化される領域などによって様々な分類ができる.しかし,ほとんどすべてのアプローチを「プログラムの意味を不動点で与え,それを抽象化する」という同じ範疇に入るものと見ることができる. 本稿では,論理プログラムを対象とした様々な抽象解釈の手法について,簡単な例をまじえて解説する.なお,論理プログラムの基礎的な用語に関しても,unificationなどのような基本的操作を除いて,簡単に説明してある.

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Cinii:「開発 まじ」でヒットしたのはこんな論文です!論理プログラムの抽象解釈を用いた解析(堀内) http://t.co/OGeEdYtG81 #bottest
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