著者
大串 晃治 徳満 巌
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.219-222, 1970
被引用文献数
1

抗凝血性殺そ剤ワルファリンのドブネズミに対する致死薬量, 摂食性, 致死所要日数について検討した.ワルファリンの5日間連続摂食による累積致死薬量は, 生体重当り3.13〜8.00mg/kgであつた.ワルファリンの1日摂食による致死薬量は264mg/kgであつた.ワルファリン0.03%および0.1%毒餌の摂食性は無毒餌のそれと変らず, これらの濃度では摂食忌避性はなかつた.ワルファリン固型毒餌は, 1%以上のワルファリン濃度では摂食忌避性は強くなるものとみられた.ワルファリンによる致死所要日数は, 摂取薬量および摂食日数と関係なく3〜8日の範囲であつた.

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http://ci.nii.ac.jp/naid/110003821077/ ワーファリンの一日摂取に於ける生体致死量は264mg/kgだということはヒトだと私が毎日飲んでいる量の4日分、他の動物だと…

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