著者
嶺田 拓也 日鷹 一雅 榎本 敬 沖 陽子
出版者
日本雑草学会
雑誌
雑草研究 (ISSN:0372798X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.88-96, 1997-08-30
被引用文献数
12

レンゲ冬作による草生マルチと不耕起を基軸としたLISA水稲直播栽培試験を実施している水田2筆において, レンゲ群落, 発生雑草, および水稲収量の推移を3年間にわたり調査した。またレンゲ草生マルチの夏生雑草に対する抑草効果を評価するためにマルチ除去実験を行った。本栽培試験の初年度はレンゲはよく繁茂し冬生雑草の発生も少なかった。湛水後は, 前年の慣行栽培時に多数発生したコナギが消滅したほか, 他の草種の発生も少なく, また水稲収量も470kg/10a以上を得た。しかし2年目以降, レンゲ群落の衰退に伴い雑草の発生数は著しく増加し, 水稲収量も減少した。しかしレンゲ草生マルチをレンゲ開花期の5月上旬に除去すると, 湛水後に一年生のカヤツリグサ科を主とした水田一年生の雑草密度が顕著に増加したことから, レンゲマルチによる抑草効果が推察された。

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