- 著者
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新垣 公弥子
- 出版者
- 千葉大学
- 雑誌
- 千葉大学社会文化科学研究 (ISSN:13428403)
- 巻号頁・発行日
- vol.5, pp.33-43, 2001-02-01
論考では沖縄県石垣市白保(しらほ)方言の動詞と形容詞について記述する。当地は明和8年(1771)の大津波で村が半壊したため琉球政府により波照間島からの入植政策が取られた。そのため現在でも石垣島市内の方言とは違いが見られると指摘されている。調査資料は宮良松氏(1903年生まれ)を話者とし1998年から1999年にかけて行なったものである。