著者
片山 泰輔
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学マネジメント学部紀要 (ISSN:13481118)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.59-77, 2004-03

本稿では、米国連邦政府の芸術支援機関である National Endowment for the Arts (NEA) 芸術支援プログラムをめぐる議会公聴会の証言をもとに、NEAの政策が米国の舞台芸術の発展に果たした役割についての検討を行った。NEAが議会において政治的な支持を得るうえで重要な影響を与えた論点として以下の3項目が重要である。第1は、民間の寄付金を引き出す触媒としての役割の重要性、第2は、芸術団体が地域社会へ貢献することで地元の支援を受けて自立するための支援、そして、第3は、実験的試みを含む創造性への支援であり、これらは芸術団体の自立による量的拡大とも密接に結びついたものであった。

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RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? 米国連邦政府の舞台芸術支援と議会 : 議会公聴会記録にみる連邦プログラムの意義(片山泰輔),2004 http://id.CiNii.jp/TmwqL
こんな論文どうですか? 米国連邦政府の舞台芸術支援と議会 : 議会公聴会記録にみる連邦プログラムの意義(片山泰輔),2004 http://id.CiNii.jp/TmwqL

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