著者
宇陀 則彦
出版者
情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 = The journal of Information Science and Technology Association (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.150-154, 2006-04-01
参考文献数
19
被引用文献数
2

図書館システムは図書館員のための業務用システムから利用者のためのアクセス支援システムへと大きく位置づけを変えた。アクセス支援システムとは,サービス機能が有機的に連携した統合型ソフトウェア環境を指す。このようなシステムを実現するためには,新しい図書館サービスを発想できる人材が求められる。システムライブラリアンはサービスと技術の両方の視点を持って新しいアイディアを生み出す創造的職業であり,役割は違ってもライブラリアンであることに変わりない。システムライブラリアン育成には,網羅的,横断的,複眼的カリキュラムが必要であり,そのうち最も重要なのは複眼的な視野を持たせることである。

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[図書館員][職員養成][システム]
[技術][図書館員] 総論:システムライブラリアンをめぐる状況と課題

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ちなみにシステムライブラリアンに関しては、もちろん@uuuppy先生の http://t.co/PgXxE2lOkK の論文を毎年授業で紹介させて頂いております!きっと受講生もこの内容に感銘を受けたに違いない・・・。(実際レポートの感想でも反響が大きかった。)
CiNii 論文 -  総論:システムライブラリアンをめぐる状況と課題(<特集>システムライブラリアン育成計画) http://t.co/fIImO0NlYA ( #prlie live at http://t.co/yNND5cW8dQ)

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