著者
ダラール Y. M. パンジヤ G. T.
出版者
日本貝類学会
雑誌
貝類学雑誌Venus : the Japanese journal of malacology (ISSN:00423580)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.83-90, 1973-12-31

アシヒダナメクジの足腺から分泌される粘液の組織化学的研究を行ない又, 生活史の間における変化を見た。アシヒダナメクジの粘液腺は足の後端背側にあり, 腺は柱状の上皮細胞からなりこれから粘液を分泌する。成熟個体ではこの粘液は用いられたすべての組織化学的染色法によってよく染まったが, 幼若個体では染色反応は微弱であった。反応は性的成熟に伴い強さを増し, 成熟すると最大となる。粘液の成分は酸性粘液多糖と, 中性の粘液物質とサルファミュシンであった。これらの粘液物質の濃度は生活史中種々に変化をすることが判った。

言及状況

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

「アシヒダナメクジの足腺の粘液に関する組織化学とその季節変化」 という論文の抄録に アシヒダナメクジの粘液の成分は酸性粘液多糖と, 中性の粘液物質とサルファミュシンであった。 とあります。 この論文の本文を読むにはお金がかかります。。。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004763595/ ほかに ナメクジの粘液を集めて水抽出した溶液は、血球凝 ...

収集済み URL リスト