著者
松丸 隆文
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム学会誌 (ISSN:02850885)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.139-145, 2005-08-01
被引用文献数
3 2

人工機械システムに対する恐怖感や違和感を排除するには,外見を人間型や動物型にするだけでなく,サイズと性能・機能の関係などにおいて,人間の常識,経験知・暗黙知に合致した形態・動作が必要だと考える.具体的には,移動ロボットやヒューマノイド・ロボットにおいて,その次の行動・意図が,それを見ている周囲の人間によって予測しやすい形態・動作を考えている.本稿は,まず人間機械系の情報動作学の応用展開における研究項目と手順を説明し,つぎにこれまでに入手した資料から得られている知見のいくつかを,(1)形態からの運動予測と(2)連続動作・予備動作からの運動予測に分類し,その応用・適用方法に言及しながら論じる.

言及状況

外部データベース (DOI)

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こんな論文どうですか? 人間機械系の情報動作学の応用展開(<特集>インフォマティブ・モーションから人間機械系の情報動作学へ)(松丸 隆文),2005 http://t.co/9N9jZWa3yg

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