著者
太田 蓉子 村田 仁代 北尾 和信
出版者
大阪樟蔭女子大学
雑誌
大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 (ISSN:18807887)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.81-108, 2007-03-20

この度神戸ファッション美術館との学館協働事業の一環として、18世紀初期・ロココ初期の宮廷衣装ローブ・ヴォラントを借用することができた。実物を手に取って間近に観察し測定する機会を得て、このローブの再現を目指す復元品の製作を試みた。 本研究は、ローブ・ヴォラントの復元製作をもとにして、ローブの形状と構造および縫製の仕方を明らかにしたものである。さらに、「ロココの華」と言われるローブ・ア・ラ・フランセーズへと形状が移行する過程、および当時の服作りに対する考え方や衣服製作の技術を方法を探ることを目的としている。

言及状況

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ドレスをモデリングしようと思って構造が全然分からんので、調べた時、この論文が実測から起こした型紙みたいのがあってなるほどーみたいになった。 ローブ・ヴォラントの衣服構造と縫製方法 https://t.co/UJdEfYyz1E

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