著者
宮崎 州正
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.431-434, 2007-06-05
参考文献数
14
被引用文献数
2

ガラス転移の特徴である,ダイナミクスの急激なスローダウンの背後には,空間的に不均一な動的構造があることが最近明らかになった.現在,この構造の定量化が実験と数値実験により急速に進んでいるが,これを説明する微視的理論は存在しなかった.我々は,ガラス転移における唯一の第一原理理論と言われるモード結合理論を拡張することにより,ガラス転移点近傍における動的構造を定量的に評価することに初めて成功した.

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ガラス転移理論の新展開 : 動的不均一性とモード結合理論/宮崎州正

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