著者
松田 真平
出版者
東大阪大学
雑誌
東大阪大学・東大阪大学短期大学部教育研究紀要 (ISSN:13485636)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.109-110, 2007-03-15

奈良・法隆寺金堂の壁画復元は、従来の日本画による模写法よりも、CGで復元研究する事に意義が深い。模写は息の通った暖かさがある反面、模写する人の心理や主張が反映されるため、若干の不正確さが常につきまとう。CGの魅力は本物が失われた時にも、本物と同じように観賞し調査研究できることであり、オリジナルと同等の価値を持ち得る場合さえある。復元CGを見た画家がそれを模写して、さらに深い研究もできる。

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こんな論文どうですか? CGが模写に勝る点と美術研究のためのCGの価値について : 法隆寺金堂壁画を例にとって(松田真平),2007 http://id.CiNii.jp/a3EqL

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