著者
河野 功
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.402, pp.61-66, 2007-12-13

GPSに代表される衛星測位システムは、自動車、船舶、航空機等の移動体の航法や静止物体・固定点の精密速位等、近年急速に利用が進んでいる。我が国においてもカーナビやGPS携帯電話を初めとして、国民生活に不可欠な技術インフラとなりつつある。GPSの有用性と重要性が広く認識されるに従い、世界の技術先進国では、技術戦略の観点から自国の衛星測位システムの開発の動きが活発化している。本論文では、米国のGPS近代化の取り組みに加え、ロシアのGLONASS、欧州連合のGalileo、中国の北斗(Beidou)/コンパス、インドのIRNSS等の先進諸国の衛星測位システムの開発状況と最新の動向について紹介する。

言及状況

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こんな論文どうですか? 衛星測位システムの現状と動向(マルチホップ通信,移動衛星通信,無線通信一般),2007 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006549406

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