著者
二宮 利江 岡本 敏雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.88, pp.27-31, 2008-06-07

分散認知を含む社会的分散活動における知識創造プロセスの記述方法として、オブジェクト指向ペトリネットを用いることを提案した。特に教育活動を記述するために、Learning Design Information Modelとの整合性を図り、2つの特徴的なモデルを記述した。このモデルから、知識創造プロセスがデッドロックに陥るパターンを事前予測し、その回避対策をモデルに基づく実践で検証した。実践結果より、構造化された知識の獲得を目的とした活動においては、学習目標に関連した情報を埋め込んだ人工媒介物が、活動の推進を促すことを示した。

言及状況

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

収集済み URL リスト