著者
倉元 直樹
出版者
東北大学
雑誌
教育情報学研究 (ISSN:13481983)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.113-124, 2005-03

様々な機会に北米の大学入学者選抜の実情に関する訪問調査を行ってきた。今回、UVAの訪問では、アドミッション・オフィスの実際の諸活動の視察を目的とした。その結果、選抜委員会、大学説明会、キャンパス・ツアーに参加することとなった。競争選抜的な米国の大学の典型であるが、新入生の入学者選抜は早期専願選抜と一般選抜の2種類で、書類選考となっている。大半は機械的に合否が決まる。今回、観察が許された選抜委員会は、特殊なケース、すなわち、合格基準に達しないが、即不合格とできない者が対象であった。うち、2例について、まとめた。大学説明会には30名ほどの参加者があった。そのほとんどが父兄同伴であった。キャンパス・ツアーは約1時間掛けて徒歩でキャンパス中心部の主だった場所を見学して回るという企画であった。選抜委員会は主観的な議論が印象的であった。広報活動はわが国の大学の方が進んでいる部分もあるとの印象を受けた。

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