著者
菊池 尚代
出版者
国際基督教大学
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.203-215, 2006-03
被引用文献数
1

日本におけるEラーニングはまだ初期段階にあるが,学習意欲の高い社会人はフレキシブルなEラーニングでの学習を求めている.本論文は,日本のEラーニングにおけるケーススタディーを通し,社会人がEラーニングでの学習意欲を持続させ,学習環境を最大限に活用するために必要な動機づけについて調査した.学習者の観察,インタビュー,さらにEラーニングの初期段階にある群と,2年間のEラーニングを経た群に分け,アンケート調査からデータを入手した.インストラクショナルデザインで広く使用されているARCSモデルの動機付け要因に関してと,各学習者の学習環境に関する要因に関しての2つの視点,各要因の相関関係,さらに 日本人の特徴を考慮しながら分析を試みた.その結果,動機付けに必要なものは学習者同士のインターラクションであり,それはまた学習者の自己効力感を高めることがわかった.

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