著者
川口 嘉奈子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.74, pp.71-75, 2009-05-29
被引用文献数
1

2007年,Google社は「Google Street View」(以下,GSV)のサービスを開始した,日本でもGSVが導入され,あらゆる地点の周辺風景が地図情報と併せて公開されている.しかしながら現状では,とくに住宅地での撮影がプライバシーの侵害,住居侵入の手助けになる,肖像権の侵害などを引き起こすとして問題視されている.本稿ではまず,GSVが引き起こしている諸問題を整理する.次に,GSV導入によって引き起こされると言われるプライバシー問題を整理する.そして,今後,セカイカメラ等の類似の問題を孕んだアプリケーションが導入された場合に,撮影される側のプライバシーはどこまで,またどのように守られるべきかを考察する.

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こんな論文どうですか? ユビキタス時代のプライバシー : Googleストリートビュー・セカイカメラ等がもたらす問題の倫理的考察(知的財産関係)(川口嘉奈子),2009 http://id.CiNii.jp/evHtL
こんな論文どうですか? ユビキタス時代のプライバシー : Googleストリートビュー・セカイカメラ等がもたらす問題の倫理的考察(知的財産関係),2009 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007330987
こんな論文どうですか? ユビキタス時代のプライバシー : Googleストリートビュー・セカイカメラ等がもたらす問題の倫理的考察(知的財産関係),2009 http://ci.nii.ac.jp/naid/110007330987
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